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蒼夜の混沌とした頭の中を徒然に書き綴るぺぇじ
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「……」

「うーん、結構忙しかったねー」

「……」

「って、天夜くん大丈夫?」

「……つ、疲れた」

「あはは、お疲れさま。今日は久しぶりに本当に忙しかったからね」




「いつもはあそこまで大量の注文は無いっすからね……」

「本当にねー。何か大きな事でもあるのかな? ……はい、飲み物」

「あ、ありがとございます……ぶー!?

「わっ、汚いなぁ」

「ぇほっ、げほ……。い、一体何飲ませたんすか」

「ん? 濃厚粒いり鯖ドリンクだよ?」

「おい!? なんてもん飲ませる!?」

「貰い物なんだけど、なかなか減らなくて」

「自分で飲めよ!?」

「え~~、そんな気持ち悪いモノ、わたしは飲みたくないなぁ」

「そんなもんを人に飲ませんじゃねぇぇぇーー!!」

「万年金欠で何でも食べる天夜くんならいけると思ったんだけど」

「食えるもんならな!? これはもう食い物じゃねえよ!」

「うーん、それは作った人に失礼じゃないかな?」

「じゃあ店長も飲んでみてくださいよ」

「まあ、それはそれとして」

「話そらさないでください」

「今月分のお給料のことなんだけど」

「なんでしょうか」

「今月は注文も多かったし、ボーナス出してもいいかなって思うんだけど」

「おぉ!」

「でも、ひとつだけ条件があるんだ」

「なんですか!?」

「うん、この濃厚粒いり鯖ドリンクを1ダースほどもっていってほしいな」

「…………ゑ」

「よろしくね♪」

「…………いや、♪とか言われても」

「ダメかな?」

「店長……。なんでそんな大量に貰ってるんすか。飲みきれないなら、貰うのやめましょうよ」

「貰えるものは何でも貰うのがわたしの流儀だから」

「さいですか……」

「天夜くんが飲みきれないなら、他の人にあげてもいいから、ね」

「う~~、しょーがねえすね」

「お、さすが天夜くん」

「今回だけっすよ。今度があっても自分でなんとかしてくださいね」

「えー」

「えーじゃなくて」

「あはは、わかってるわかってる。冗談だよ」

「……ったく」

「それじゃ……、はい、コレ。よろしくね」

「いや、待った」

「うん?」

「俺が持って帰るのは、1ダースのハズですよね?」

「うん」

「で、今渡された分だと、3ダースはあるんすけど」

「……」

「……」

「てへっ」

「てへっ、じゃねえぇぇぇ!?」

「いや、こっそり渡せばばれないかなって」

「ばれるよ! 重さとか体積とか3倍だよ! 気付かなかったら単なる阿呆だろ!?」

「うーん、やっぱりダメか」

「つーか、いけると思ってたことにビックリだよ……」

「残念。それじゃ、はい。1ダース分」

「ん」

「じゃ、今日のお仕事はおしまい。お疲れ様でした」

「お疲れ様っしたー。……なんか、仕事終わってからの方が疲れた気がする」
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