蒼夜の混沌とした頭の中を徒然に書き綴るぺぇじ
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オッス。俺、高畑直人。
私立聖祥大学付属小学校に通う、小学3年生だ。 PR 「ぐぉぉぉぉ」 「どうした、天夜? 野良犬みたいな唸り声をあげて」 「セメント発言アリガトウ。まあそれはともかく」 「うむ」 「魔法って卑怯だと思うんだよ」 「何をまた急に」 「魔術はいいんだ。あれはあり。でも、魔法はダメだ。ずるい」 「宝石の翁と喧嘩でもしたのか?」 「いや、さすがにあのじいさんと戦りあったら、今ここにいねぇぞ、俺」 「それもそうだな」 「ちょっと時空管理局に用事で行ってきたんだけどな」 「ああ、魔法というのはそっちの魔法か」 「用事自体はすぐすんだんだけどな。どんな話の流れやら、模擬戦をすることになってな?」 「ほう。誰が相手だったのだ?」 「…………黒衣の死神だ」 「……それはそれは」 「勝てるかってーの! 何あの詠唱なしでの雷撃魔法! 雷帝もビックリだよ! しかも高速でビュンビュン飛び回りやがって。俺は空飛べねえんだっつーの!」 「あの世界の魔法は中々性能が良いからな。それで、どうなったんだ?」 「あん、なにがだ?」 「模擬戦だ。勝ったのか?」 「ああ、まあな。正面から戦ったら勝ち目ねえから、嵌めた」 「罠、か」 「おう。こっちが呆気にとられるほどあっさり嵌まったぞ」 「黒衣の死神は純粋だと言う話だからな。絡み手に弱いのだろう」 「ああ、擦れてるやつが相手じゃなくて助かったぜ。罠とか使ってもギリギリだったからな」 「しかし……そんなに嫌ならやらなければよかったのではないか?」 「ヴ」 「天夜……」 「いやだってよ、模擬戦したらレヴァンテインもどきをくれるっつうから」 「物につられたのか。完璧に自業自得だな」 「うぐっ、それはそうなんだけどな。……でも後悔はしてねえぞ。 こんなにバランスの良い魔具が手に入ったからな」 「武具マニアめ」 「おう。いいじゃねえか、武具。俺は大好きだぞ」 「まあ、誰に迷惑かけているわけではないしな」 「だろ? バトルマニアよりはだいぶマシだと思うぜ」 「それはそうだ」 「鷹火も管理局に行くことがあったら気をつけろよ。あそこにはバトルマニアが何人もいるからな」 「肝に命じておこう」 「おう。じゃ、俺は“倉庫”に行くから」 「ああ、それではな」 |
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