忍者ブログ
蒼夜の混沌とした頭の中を徒然に書き綴るぺぇじ
[65] [64] [63] [62] [61] [60] [59] [58] [57] [56] [55]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「世界の理とはすなわち速さだと思いませんか?」
「今度もまたいきなりだな。どうした?」
「どうした、だと? どうしたもこうしたもあるか!
 この三日間、お前の従姉妹に追いかけ回されてたんだよ!」
「そうか、ご苦労だな」
「苦労しまくったわ!?
 装備の内3割が役に立たねぇんだぞ!?
 普通に三、四百年クラスの実力だぞ、あんなん」
「どうにも適性が高かったらしくてな。既にあいつを噛んだ“親”よりも強いらしい」
「…………バケモンか、お前の従姉妹は」
「名実共にな。しかし、よく逃げ切れたな。一度くらいは捕まるかと思ってたんだが」
「はっ、なめんな。っつーか、そう思ってたんならちっとは手ぇ貸せよ」
「いやなに、邪魔すると後が怖いからな。俺はお前程頑丈ではないんだ」
「よく言うぜ、ったく」
「許せ。今度夕飯でも奢るから、それでチャラにしてくれ」
「なら寿司奢ってくれ」
「回転寿司でいいならな」
「ちっ。まあ、それでもいいや。じゃあ、今度な」
「ああ。それはともかく、明日の準備は出来てるのか?」
「準備? 何のだ?」
「…………。明日は何月何日だ?」
「えーっと……おぉ! 12月31日、大晦日か」
「そうだ。大晦日は忙しいだろう、色々と」
「ああ、確かにな。色々と忙しいわな」
「で、準備は出来てるのか?
 聞くだけ無駄な気もするが」
「ぐ……。い、いいんだよ。
 俺はその気になれば道具無しでもなんとかなるからな」
「いや、無理だろう。一晩中、身一つでは、途中で力尽きる」
「う……。いやな、わかってはいるんだよ。けどな、その、先立つものがな」
「ああ、金が無いのか」
「そのとおり」
「ふむ。……試作品でよければ分けてやれるが」
「マジ!? 是非分けてくれ!」
「わかった。明日現場に持って行こう」
「サンキュー。本気で助かるわ」
「ああ。…………まあ、“博士”からの試供品なんだがな
「おい!? 今ぼそっと何言った!?」
「では、また明日」
「うおぉぉぉぉい!?」
PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
05 2018/06 07
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
(08/28)
(06/02)
(05/19)
(09/14)
(08/03)
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
蒼夜
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析